オフィスビルの低層階。外壁のひび割れや欠けが気になる…

解決

高級感があり、不測のひび割れや欠けが発生しても簡単にメンテナンスが可能な外壁材！

困り果てたS氏は、これまで取引実績のある複数のメーカーに相談を持ちかけてみることにしました。各社からさまざまな提案が寄せられる中、ある事例に目を惹かれます。それは旭化成建材が開発・販売している高意匠ALCパネル「アートミュール モーネ」を使用したオフィスビルの建物でした。

「普通のALCパネルを使用した建物と比べると、アートミュール モーネは目地が目立たず、上品な高級感がありました。これなら、お施主様が求めるイメージに合致するのではないかと思いました」（S氏）

S氏は早速、旭化成建材に問い合わせてサンプルを取り寄せ、詳しい説明を受けることにしました。「アートミュール モーネ」は従来のALCのテクスチャを活かし、塗料の中に「マイカ（雲母）」などのさまざまな色粒を配合し、微多彩で自然石調な仕上がりを実現する製品でした。実際にサンプルを手に取ってみると絶妙な凹凸感があり、他のセメント系製品では表現できない、独特の意匠性があるとS氏は実感しました。

「メンテナンス性についても手厚い対策がなされていることがわかりました。ALCパネルであれば石張りと違って、もしひび割れや欠けが発生したとしても、補修と再塗装によって容易に美観性を再現することができます。これは大きなポイントですね」（S氏）

さらにアートミュール モーネは高耐久塗料を使用しているため、一般的な塗装と比べてもメンテナンスサイクルを延ばすことができるという点で、評価を得ていたのです。また、塗装も含んだ責任施工による保証体制が完備されており、10年の塗膜漏水保証に加え、15年の変褪色保証もついているとのことでした。

なかなか首を縦にふらなかったクライアントにも、このサンプルを見てもらったところ、すぐにGOサインをいただき、無事に設計内容が決定しました。
設計内容を変更したことで、結果的にコストの削減にもつながり、N社は施主からも高い評価を得ることができました。

※本記事は、当該製品を採用いただく過程で入手した情報を基に、当時の場面を再現したものです。

アートミュールの施工事例

この課題を解決したソリューション