ヘーベル
ファサードシリーズ
高意匠・高品質を追求した外壁の特長をご紹介
詳細
有限会社 建築設計工房 真砂
お話を伺った方
有限会社 建築設計工房 真砂
代表取締役
髙原 正道 様
採用製品
アートミュール ベルノ
旭化成建材がパネルから塗装までコーディネートする「アートミュール」シリーズは、高意匠、高品質、高耐久の外壁材です。今回は保育園の外壁に、「アートミュール ベルノ」を採用いただいた事例をご紹介します。設計を担当された有限会社建築設計工房 真砂(兵庫県)の髙原様に、アートミュールを採用した理由や施工時の様子などを伺いました。
髙原様:旭化成建材の営業の方からご紹介を受けて、商品のことを知りました。カタログや写真も見ましたが、実際に施工された建物と材料サンプルを自分の目で確認して、表面の平滑性に惹かれたことが決め手となり採用することにしました。
外壁にALCを使用するとどうしても目地が目立ってしまいます。そこで、平滑性があり目地が目立たない材料を探していました。
また、現場は海岸に比較的近く、潮風の影響を受けやすい立地だったので、シーリング部分の劣化や汚れを少しでも防ぐために外壁の目地を小さくすることが重要でした。
髙原様:「大規模な改修を何年周期でするか」というところが大きかったです。一般的な塗装ですと多くの場合、8~10年ほどで大改修をする必要がありますが、アートミュール ベルノは塗料の耐久性が一般的な塗料よりも高く、塗り替えの目安が15年ほどです。よって、初期の費用は高くても長期的に見たらコストは落ちるということで保育園側に説明しました。
現場は潮風の影響も受けやすい場所だったので、アートミュール ベルノを採用することで、目地を目立たなくし、かつ、平滑性が得られてデザインもしやすくなりました。
さらには、メーカー保証が手厚いことがお施主様への大きな説明材料になりましたね。お施主様にとっても、アートミュール ベルノのこうした長期的な保証は魅力だと思います。やはり同等のきれいさをもつ外観であれば、「10年間の塗膜漏水保証」は、最後の「推し」になりますよね。
髙原様:他の塗料を使用する場合、施工する職人さんによってムラが出てしまうことがあるのですが、アートミュール ベルノではメーカー指定の塗装業者が施工され平滑で美しい仕上がりになりました。
髙原様:十分に評価いただくことができたと思います。
髙原様:保育園に採用した後、行政関係の建物などにも何度かアートミュールシリーズを採用しています。やはりランニングコストの比較や長期的な保証が最終的な決め手になっていると思います。長期的なメンテナンスのことを踏まえると、イニシャルコストさえクリアできれば、今後もアートミュールシリーズを積極的に使用していきたいですね。
髙原様:あるとすれば、色味のバリエーションでしょうか。例えば「日本の色」というか…。落ち着いた色目とか。中間色で淡く落ち着いた色味が使えるといいですね。色褪せがどうなるかがちょっと微妙なところで建物にはあまり使われませんが、建築物としては優しい印象に仕上がりますから。色味も含めて、今後どのような展開があるのか楽しみにしています。
2023年9月インタビュー