ヘーベル
ファサードシリーズ
高意匠・高品質を追求した外壁の特長をご紹介
詳細
大鏡建設株式会社
お話を伺った方
大鏡建設株式会社
多田 光希 様
採用物件
株式会社沖縄敷物商会
採用製品
へーベルライトNCデザイン
直線から曲線まで、多彩な表情を作れる「へーベルライト NCデザインパネル」。今回はこの外壁材を屋外広告物のサインとして採用いただいた、沖縄敷物の事例をご紹介します。設計を担当された、大鏡建設株式会社の多田様にお話を伺いました。
多田様:今回の建物は、耐火建築物になるので、外壁にも耐火性能があるものを使わなければなりませんでした。ALCと角波鋼板の二つを比較して検討していたのですが、コスト面や施工性の面から、ALCを採用しました。
多田様:弊社は設計の他に施工も行っており、標準的に扱っているALCがへーベルライトです。コストや施工性を比較しても100mmよりも50mmの方が良いと判断しました。
多田様:商社さんからNCデザインを紹介されました。私自身は、NCデザインの名前は聞いたことがあったのですが、看板に使うっていう発想が今まで自分の頭の中になかったので、すごく面白いなと思いました。
多田様:施工事例として紹介された写真をお施主様もご覧になり、こういうふうにやりたいと強く思われたようです。当初は切り文字で看板を検討していたんですが、急遽変更してNCデザインにしました。お施主様からの強いご要望により、今回は変更に踏み切りました。
多田様:切り文字に比べてALCはコスト的にメリットが大きかったです。切り文字は素材がステンレスで高価ですし、下地を組む手間もかかります。ALCはその点、外装塗装だけで済むので、工期も短縮できました。
多田様:想像以上に良いものになりました。最初はALCの継ぎ目の部分が気になっていたんですが、実際にできたものを見ると、そんなに目立たなくて、すごくきれいでした。
ただ、へーベルライトの仕様で彫れる文字の太さに制限があったため、当初計画していた文字デザインから変更が必要でした。
多田様:とても良かったです。お施主様の関係業者からも、すごく評判が良くて、満足されていました。
多田様:切り文字だと、落下やサビの危険性がありますし、特に沖縄は台風が多いので、そういうのも気になります。それに比べると、NCデザインによるサインは長期的に見ても、安全性やメンテナンス性が優れていると思います。今回はそのような懸念はなかったですが、海側や風が強いところなどは、安全性を第一に気にするお客様もいらっしゃると思うので、そういう方にはあのサインをおすすめしたいと思います。
多田様:ALCの割り付けに合わせて、文字のバランスや色味を調整しました。それが結構難しかったですね。普段は看板業者にお願いしているのですが、今回はいなかったので、自分でやりました。
多田様:今回は文字だけを別の色で塗りましたが、次はもっと全体的に使ってみたいですね。例えば、企業のロゴやモチーフを柄として彫り込んだり、外壁と同じ色で文字を塗ったりするというのも面白いと思いました。それだと、看板が壁に溶け込んで、スタイリッシュに見えると思います。
2024年8月インタビュー